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2018年12月19日水曜日

江戸の街へタイムスリップ!

日向市歴史民俗資料館



 日向市美々津の歴史民俗資料館です。
 美々津でも屈指の廻船問屋「河内屋」を修復した資料館になります。
 江戸末期(1855年)に建てられた建物で、大阪を中心とした商人の生活がよく分かる展示がしてあります。

 非常に事業が成功していたのか、趣向を尽くした内装も目立ちます。
 高鍋藩秋月種樹書いた河内屋の千石船「八幡丸」も展示してあります。
中二階も船室を思わせる部屋になっていて、興味深いですね。
海から荷を直接陸揚げしたことから、通り庭が室内を通っています。
 美々津の街は、重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。町並みを再現したジオラマも素晴らしいです。
  古い町並みの記録も展示してあります。
併設されている収蔵庫にも美々津の民俗資料がたくさん展示してありました。
  何より、資料館の周りに残された町並みが素晴らしいです。
  また、町並みの中には資料館以外にも、神武天皇に関する史跡があり、散策できます。
海軍発祥の地の碑
立磐神社

神武天皇御腰掛岩
魅力いっぱいの美々津の町並み、そして繁栄の面影を残す日向市歴史民俗資料館をお尋ねください。

 #日向市歴史民俗資料館
 #宮崎県博物館等協議会 

2018年11月24日土曜日

満天の星空を堪能!世界最大級のドームシアター

宮崎科学技術館・プラネタリウム


世界最大級(世界第4位)のドームシアターを誇るプラネタリウムが宮崎市にはあります。
直径は27メートルです。
そしてプラネタリウムの恒星投映機は五藤光学研究所製のスーパーヘリオス。
投映される満天の星空に、必ず感嘆の声が上がります。

昨晩(11月23日)は、「星空さんぽ in プラネタリウム 世界遺産と星ものがたり」と題したプラネタリウムイベントが行われました。
日本の厳島神社を含めた世界5ヶ所の世界遺産の全周風景と、その地での満天の星空投映は、大変見ごたえがありました。
また、解説者の素晴らしいアナウンスと、何より考えられた物語の構成は大いに楽しむことができました。
多くの来場者もありました。プラネタリウムは機器更新のため1月7日から3月11日までは投映中止となりますが、次回の「 星空さんぽ in プラネタリウム」も楽しみにされたことでしょう。

投映後は宮崎科学技術館前での天体観測会が行われました。
昨晩は、快晴に恵まれ、かつ満月でした。
プラネタリウムの感動と、望遠鏡で見る月や火星の姿は更に来場者を楽しませていました。

宮崎科学技術館
宮崎県博物館等協議会

2018年11月14日水曜日

加久藤盆地の古来の繁栄にロマンを感じる

えびの市歴史民俗資料館

えびの市の図書館と併設してる歴史民俗資料館です。
旧石器時代から栄えた加久藤盆地の歴史を知ることができます。
まずは、映像とジオラマで加久藤盆地の誕生や、えびの市の自然について知ることができます。
そして、展示室に入ると、旧石器から縄文・弥生時代、そして古墳時代の資料の多さと素晴らしさに圧巻されます。
 このヤジリの多さ!一つ一つに古代の人々の思いを感じれますし、やはり美しいヤジリを目指したことも感じられます。
特にえびの市歴史民俗資料館は古墳時代の資料が充実していると感じました。
馬具には金箔も残っています。CT画像も興味深いですね。
発掘の様子も、豊富な写真で紹介されています。
副葬品には、鉄剣の鹿の骨の柄が残っています。
 鉄製の甲冑も素晴らしいですね。
民俗資料も充実しています。
 えびのの方々の地域の歴史やルーツを誇り高く学ぶことができますね。

入館無料です。古代の歴史ロマンいっぱいの展示を是非お楽しみください。
えびの市歴史民俗資料館の情報は、同館のFacebookを御覧ください。
https://www.facebook.com/えびの市歴史民俗資料館-968144266552141/

 宮崎県博物館等協議会

2018年11月8日木曜日

牧水没後90年記念のトークイベント

若山牧水没後90年記念トークイベント

「牧水が愛したふるさと」

 今年は牧水没後90年です。
若山牧水賞受賞の女性歌人によるトークイベントが開催されます。



申し込み締め切りが11月22日です。
詳しくは若山牧水記念文学館のHPをご確認ください。
http://www.bokusui.jp/2018/11/02-093141/

2018年11月2日金曜日

コンパクトスペースに多様な水中世界が広がります

すみえファミリー水族館

延岡市の須美江家族旅行村にある水族館です。
外見はコンパクトな水族館ですが、館内は大変充実しています。

海から川までの魚類だけでなく、エビなどの甲殻類や昆虫の展示もあります。


表情豊かな海の生物は見ていて時間を忘れますね。
 
 

宮崎の海や川の生き生きとした生き物たちの世界が広がっています。
子ども達が喜ぶタッチプールもありました。

大分県に伸びる高速道路も開通して、宮崎県内各地からもアクセスが楽になりましたね。

 ぜひ、海の生き物達に出会いに行って見ましょう。
 たくさんの発見や水中世界の魅力を感じることができますね。
須美江家族旅行村は複合的なレジャー施設ですので、一日中楽しめますね。

入館料 高校生以上300円、小・中学生200円、園児以下無料 団体割引あり

須美江家族旅行村
宮崎県博物館等協議会

2018年10月26日金曜日

山の民具が充実した資料館

門川町中央公民館民俗資料展示室・門川町歴史民俗資料館

門川町の中央公民館に併設されている資料館です。
入ってすぐに大きな剥ぎ取り標本が展示してあります。
この標本は1992年3月に門川町の笠原と谷波帰間の道路拡幅工事中に発見されたものです。9万年前の阿蘇の噴火の際の火砕流によってできた模様です。リーゼガング反応と言うようです。不思議な模様ですね。
1階は稲作の手順がわかりやすく展示してありました。

 小学生の学習に大いに役立っています。
 子どもたちの感想がとっても良いですね。
さて、2階にはさらに多くの民具の展示がありました。
門川町歴史民俗資料館の大きな特徴は、山や林業に関する展示が充実していることです。
そして、それぞれの民具にわかりやすく名前と寄贈者がつけてあります。
大事にされた物を多くの市民の皆さんが送ってくださったことがわかりますね。
資料館の職員の方は海の物も集めたいとおっしゃっていました。
 資料館を閲覧する際は、隣の中央公民館の事務室に一声かけてくださいね。
 入管は無料です。

 門川町中央公民館民俗資料展示室
   ○〒889-0611 東臼杵郡門川町大字門川尾末1616-1
   ○TEL 0982-63-6060 ○FAX 0982-63-6060
   ○展示分野 考古・歴史・民俗
   ○開館時間 9:00~16:30
   ○休館日 月、土、日曜日、祝日、年末年始
   ○料金 無料

宮崎県博物館等協議会

2018年10月21日日曜日

旅を愛した歌人の生家

若山牧水生家

坪谷川と並走する国道446号線沿いに、若山牧水の生家が残されています。
以前は、牧水記念館が隣接していました。
現在、資料は若山牧水記念文学館で閲覧できます。
 江戸末期の時代を想像すると、大変大きな家だったと思われます。
 牧水の祖父、健海がお医者さんだったこともあり、その診察室も兼ねていたようです。 
 牧水も愛した坪谷の景色ですが、祖父の代から若山家に愛されていたようです。
若山牧水記念文学館では、さらに牧水と、その生い立ちから作品について知ることができます。ぜひ、足をお運びください。

*心配した先日の台風の被害は無かったようです。

若山牧水記念文学館
宮崎県博物館等協議会

2018年10月17日水曜日

宮崎県博物館等協議会 第2回研修会のご案内

第2回研修会 一次案内

PDF<http://www1.bbiq.jp/miyahakukyo/H30_Sec_training_First_guide.pdf>

日頃より、当協議会へご協力をいただき感謝しております。
また、先の台風や大雨で、各施設で被害が発生しました事、お見舞い申し上げます。

さて、当協議会の第2回研修会のご案内を以下のようにお知らせ致します。
なお、出席については、1月前半の二次案内の際にご回答いただきます。

今回は自然災害への対応につきまして、防災士ネットワークの方を講師に招聘し、
皆様に図上訓練を含めて研修いただけるように企画いたしました。
施設の立地環境で多様な災害への備えについてお役に立てますと幸いです。


平成30年度 宮崎県博物館等協議会 第2回研修会の開催について(一次案内)

1 目 的  当会の会員館の職員のスキルアップを図る研修会を実施する。また、会員館相互の連絡、情報及び、出版物の交換などの機会とする。
2 期 日  平成31年2月15日(金)
3 会 場  門川町立中央公民館(宮崎県東臼杵郡門川町大字門川末尾1616-1 Tel:0982-63-6060)
       門川町歴史民俗資料館(同上)
4 内 容  視察「門川町歴史民俗資料館」
       講話「自然災害への備えについて(仮題)」
       図上訓練「自然災害への対応について(仮題)」
       情報交換「本年度の台風などの風水害の状況、展覧会などの集客の状況 など」
5 講 師  特定非営利活動法人 宮崎県防災士ネットワーク
 (予 定) 「宮崎県防災士出前講座」  ・地震、津波、気象、火山の基礎講座
                     ・地域の地図を用いた図上訓練
6 日 程 (10:00~11:00)担当者会 *理事館の担当者
       10:30~11:00 受付
       11:00~12:00 視察「門川町歴史民俗資料館」
       12:00~13:00 昼食・休憩 (午後の参加者の受付 12:45~)
       13:00~13:10 開会行事(会長挨拶、講師紹介)
       13:10~14:00 講話「自然災害への備えについて(仮題)」
       14:00~15:00 図上訓練「自然災害への対応について(仮題)」
       15:00~15:30 情報交換会
       15:30~15:45 閉会行事・諸連絡


2018年10月15日月曜日

二人の日向の「知の巨人」に出会った!

「安井息軒と秋月種樹」


宮崎市安井息軒記念館 企画展 9月15日〜11月4日

宮崎は多くの偉人を輩出していますが、この二人の巨人も突出しています。
9代高鍋藩主秋月種任の3男に生まれた秋月種樹と、清武に生まれ文久の三博士とも言われた安井息軒の関係がよくわかる企画展です。

国難に対応できる人材の発掘と教育が急務となった幕末に、その役割を担った当時の最高学府である幕府の学問所(昌平坂学問所)にこの二人の日向人が関わったことも非常に興味深いです。

展示には二人の書も掲げられています。

公議所(今の衆議院)の初代議長が高鍋出身の秋月種樹だったことも、宮崎人としても誇らしいですね。

11月4日までです。小さな展示会ですけど、学びは大きいです!
ぜひ、ご覧くださいね。

学問の巨人に人生を見つめ直す

宮崎市安井息軒記念館

「三計の教え」や「半九」など、私たちが生きていく上で、心に留めておく教えを遺している安井息軒の記念館です。
 幕末から明治初期の知の巨人、安井息軒は宮崎市清武の出身です。
 その旧宅に隣接して記念館があります。

記念館では貴重な資料が展示されています。
晩年の「瓦全」の書や着物、筆で書かれた書など、大変見応えがあります。
また、安井息軒の生い立ちや、病気、勉学に励む姿勢、不運にも先に命を終える家族など、安井息軒の人生からは感銘を受けることが多いです。
だからこそ、息軒の塾からは多くの偉人を輩出しているのでしょう。

学者、教育者、政治アドバイザーとしての安井息軒の幅広さと、郷土そして日本発展への貢献を知ることができる記念館にぜひ訪問していただきたいです。

安井息軒旧宅の中も閲覧できますので、ぜひ、質素を貫いた先生の息吹を感じてみてはいかがでしょうか?


宮崎市安井息軒記念館宮崎県博物館等協議会