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2019年1月31日木曜日

都城の芸術教育の融合

つなぐ美術と教育展 都城市立美術館


毎年2月18日の「都城教育の日」制定3周年を記念し、主に都城の美術教師とその教え子たちの作品が紹介されています。

都城は、まちなかに野外彫刻が展示されていたり、毎年市美展が行われたりなど、芸術文化に気軽に触れ合えます。

このようなまちづくりに貢献したのが、美術教師たちでした。彼らは作品制作を行い、さまざまな場所で発表を行いながら、学校で子どもたちに美術を教え続けました。

都城を代表する画家の1人「山田新一」も、中学時代の美術教師との出会いによって絵の道を志すようになりました。

美術家として制作を行いながら、教育者として美術を教え続けた彼らの思いを、ぜひ、感じてみてください。

私が特に感じ入ったのは、山内多門先生の「富士山 1930」です。
掛け軸の限られたスペースの中に、美しい松と、雄大な富士山が見事に配置され、静寂の中に、自然の大きな息吹が感じられました。
会 期 2019年1月5日〜3月3日
入場料 無料

#都城市立美術館

現在の先生方の教美展も開催中でした。(1月27日終了)
 *1月31日〜2月7日 延岡総合文化センター


2019年1月30日水曜日

高級旅館の名残を残す港の資料館

日向市細島みなと資料館

日向市指定文化財の「高鍋屋旅館及び付属屋」を改修した資料館です。
高鍋屋旅館は、大正10年(1921年)の建築で、木造三階建として県内二例の内の1つです。客室は六部屋あります。
この「唐破風」と呼ばれる軒瓦や桃の形をした意匠瓦の玄関が迎えてくれます。大正デモクラシーの息吹を感じますね。
また、高鍋藩のお殿様の宿としても反映したことがわかる資料が館内には展示してあります。当時としてはかなりハイカラな旅館だったようで、各部屋の作り棚にも風情を感じることができました。(以下、資料館のパンフレットから)
また、スタッフの方が施設の案内や、近隣の施設の説明もしてくださいます。
 さて、細島みなと資料館の南側には、法華経のお寺の妙国寺があります。
ここの庭園は、国の指定文化財(名勝)になっています。
背後にそびえる米ノ山の自然や岩盤を背景に取り入れ、池や中島、石組み、それに三ヶ所の築山を配し、木橋が架けられています。築山は過去・現在・未来を表し、中島が彼岸を示しているそうです。

 見ごたえのある庭園を資料館から数分の妙国寺で楽しんでみましょう。

日向市観光協会「細島みなと資料館」



2019年1月29日火曜日

時空を超えた感覚を抱ける古代人の横穴墓

みやざき歴史文化館

宮崎市の中心市街地の北部にある、蓮ケ池史跡公園内の歴史資料館です。
1992年にオープンしています。
公園内の蓮ヶ池横穴群は、1971年に国指定史跡となった他、2018年には日本遺産にも登録されています。


 中を再現している横穴墓もあり、興味深いです。

歴史資料館の館内は考古・歴史、民俗・民俗芸能、神話の世界と、3つのテーマで構成されています。考古・歴史では、宮崎の旧石器時代から現在までの人々の暮らしが解説してあります。民俗・芸能では宮崎市の貴重な文化資料が展示してあります。極楽寺で大切に保存されていた薬師如来像は大変立派です。神話コーナーではパネルや映像で子どもたちが楽しく神話を知ることができるようになっています。
*以下、パンフレットの内容です。

さて公園内には、宮崎市内の五重塔や石柱を集めた「石塔のはらっぱ」や「厩」「鍛冶屋」も展示されています。

 公園内は横穴墓を見ながら照葉樹の森を散策することもできたり、前方後円墳も見学できます。

 魅力がいっぱいの「みやざき歴史文化館」でした。

#みやざき歴史文化館

2019年1月23日水曜日

1月26日は文化財防火デー


毎年1月26日は「文化財防火デー」です。


 文化財防火デーのは、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上し、壁画が焼損したことをもとにしています。文化財を火災、震災その他の災害から守るとともに、全国的に文化財防火運動を展開し、国民一般の文化財愛護に関する意識を高めていただく日になります。

 昭和30年の第1回文化財防火デー以来、毎年1月26日を中心に、文化庁、消防庁、都道府県・市区町村教育委員会、消防署、文化財所有者、地域住民等が連携・協力して、全国で文化財防火運動を展開しています。

 宮崎県総合博物館でも民家園に隣接する神宮の森の一角から発火した想定で、国指定及び県指定の古民家を延焼から守る訓練を消防署及び地元の消防団の協力を頂いて、行いました。


  宮崎県博物館等協議会の会員館でも防災訓練等が予定されていると思います。地域の貴重な文化財を守り、後世に伝えていくことは、今を生きる私達の使命です。
ぜひ、地域の皆さんに御理解と御協力をいただきたいですね。

 文化財防火デーについては「文化庁」をご覧ください。

2019年1月18日金曜日

「自由」の一語こそ魂なり

平成30年度宮崎市安井息軒記念館企画展

「自由民権運動と安井息軒の弟子たち」

【内容】
 明治維新150周年で盛り上がりをみせた2018年。2019年は、その先の歴史を学んでみませんか。
 今まで安井息軒の弟子と言えば、主に明治政府の要人が注目されてきました。しかし、さまざまな志の人を受け入れていた息軒です。
 今回は千葉卓三郎と本多新をメインにして、明治政府と立場を異にして自由民権運動に関わった弟子たちをご紹介します。
 また、資料として「板垣死すとも自由は死せず」で有名な岐阜事件で、板垣退助が襲われた際に使われた凶器の短刀(複製)などを展示します。
 自由民権運動とは一体どういう運動だったのか。ぜひご覧ください。 

 【会期】
 2019年1月19日(土)〜3月10日(日) 9:00〜16:30
 *休館日 毎週月曜及び祝日の翌日など
 【料金】
 入館料ともに無料

*合わせて楽しみな「お茶会」の企画があります。こちらも合わせて、ご来場ください。
【期日】
 2月2日(土)〜2月9日(土)13:00〜15:00 *4日(月)は休館
【会場】
 安井息軒記念館となりの茶室「香梅庵」

#宮崎市安井息軒記念館

2019年1月9日水曜日

子どもに大人気!

 大淀川学習館 企画展

「カメカメ展」「県産材積み木で遊ぼう」






いずれも子どもたちに大人気の大淀川学習館の企画展です。

カメは子どもたちも大好きですよね。眺めているだけで時間を忘れてしまいます。
カメともっと仲良くなれるイベントも予定されていますね。
1月4日(金)〜27日(日)

県産材の積み木は、子どもたちの創造力を育てますね。
力作も生まれるようですよ。親子で楽しんでいただきたいですね。
3月24日(日)まで

いずれも入場無料です。

#大淀川学習館

2019年1月5日土曜日

宮崎まるごと 部分日食観察会


宮崎まるごと 部分日食観察会
*HPより転記

○内容
・太陽望遠鏡および日食グラスによる観察
・モニターへの部分日食の投映
当日は複数台の望遠鏡を準備して観察を行う予定です。「日食グラス」による観察も行います。日食グラスの貸出も行いますが数に限りがあります。お持ちの方はご持参ください。
※当日は当館駐車場を7時30分に開放しますが数(約40台)に限りがあります。満車の場合は近隣の有料駐車場をご利用ください。
※当日は県内の天文施設(北きりしまコスモドーム、たちばな天文台)でも同時に「部分日食観察会」が行われる予定です。ぜひお近くの施設へお出かけください。

○日時
 2019年1月6日(日)8時30分~11時30分
○対象
 幼児~一般 定員なし
○費用
 無料
○場所
 宮崎科学技術館横 中央公園 芝生広場申込方法

お申込みは必要ありません。直接、会場にお越しください。

#宮崎科学技術館





第18回高鍋高校美術・書道部展


第18回高鍋高校美術・書道部展

*HPより転記


会期 1月5日(土曜日)~1月14日(月曜日・祝日) 
入場料 無料

#高鍋町美術館

長くつ下のピッピの世界展 ~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~

長くつ下のピッピの世界展~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~


*HPより転記
 
1941年の冬、アストリッド・リンドグレーンは、風邪で寝込んでいた愛娘を喜ばせようと、天衣無縫な女の子の活躍を次々に即興で語りました。これが『長くつ下のピッピ』誕生のきっかけです。
そして1945 年、第2次世界大戦終戦の年に出版された世界一強い女の子ピッピの本は、またたくまに世界中の子どもたちの人気を集め、今日まで70年以上にもわたり読み継がれてきました。
本展では、スウェーデン王立図書館所蔵、ユネスコ“世界の記憶”に登録された『長くつ下のピッピ』等の貴重な原画をはじめ、スウェーデン、デンマーク、エストニア他より、「ピッピ」「ロッタちゃん」「やかまし村」シリーズ等の原画や、オリジナル原稿、愛用品など約200 点が出品され、その多くが日本初公開となります。さらに、本展のために制作された特別映像や、ピッピの住む〈ごたごた荘〉を精巧に再現した大型模型もお楽しみいただけます。
また、リンドグレーン作品に描かれる、スウェーデンの生活文化、自然との共生、子育てといったテーマにも焦点があてられます。
94年の生涯に多くの子ども向け作品を生み出し、“子どもの本の女王”と呼ばれたリンドグレーンは、その人生と作品において、子どもの人権を守り、権力に屈せず正しいと思うことをユーモアをもって貫き通し、子どもたちのために、いちばん大切なものを守る努力を続けました。そんな作者の知られざる人生もご紹介します。
すべての子どもたちと家族、かつて子どもだった大人たちに贈る、ノスタルジックで心温まる展覧会です。

開催期間◀
2018年 12月15日(土)~2019年 1月27日(日)
*休館日2018年 12月31日(月)2019年 1月1日(火)2019年 1月2日(水)

開場時間◀
10時~18時※入場は17時30分まで

会場◀
みやざきアートセンター入場口 5階

観覧料◀
*当日 一般:¥1,000 小中高生:¥600
※未就学児無料 ※ただし小学生以下は保護者同伴

#みやざきアートセンター

収蔵作品展「つなぐ 美術と教育」 都城市立図書館

収蔵作品展「つなぐ 美術と教育」

*HPより転記


本展覧会では、毎年2月18日の「都城教育の日」制定3周年を記念し、主に都城の美術教師とその教え子たちの作品を紹介します。都城は、まちなかに野外彫刻が展示されていたり、毎年市美展が行われたりなど、芸術文化に気軽に触れ合えます。このようなまちづくりに貢献したのが、美術教師たちでした。彼らは作品制作を行い、さまざまな場所で発表を行いながら、学校で子どもたちに美術を教え続けました。都城を代表する画家の1人「山田新一」も、中学時代の美術教師との出会いによって絵の道を志すようになりました。
美術家として制作を行いながら、教育者として美術を教え続けた彼らの思いを、ぜひ、感じてみてください。

会期 平成31年1月5日(土曜日)~平成31年3月3日(日曜日) 月曜日休館(月曜日が祝日の場合は、翌日が休館)
時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 無料

<各種イベント>
○担当学芸員によるギャラリートーク(無料)
日時 平成31年1月20日(日曜日) 午後2時~

○座談会「美術室の思い出」(無料・要申し込み)
コーディネーターに八木常憲さん(宮崎県立高城高校講師)、パネリストに高野明広さん(宮崎市霧島児童館館長)を迎え、座談会を開催します。
日時 平成31年1月27日(日曜日) 午後2時~午後3時30分
場所 都城市立美術館 図書コーナー
定員 15人程度

○講演会「創る力⇒生きる力へ ~美術の授業は、なぜ大切なのか?~」(無料・要申し込み)
湯浅義明さん(宮崎県立都城さくら聴覚支援学校教諭)を講師に迎え、講演会を開催します。
日時 平成31年2月17日(日曜日) 午後2時~午後3時30分
場所 都城市立美術館 図書コーナー

#都城市立美術館